サッカーシューズにはスパイクとトレーニングシューズの2種類があります。
サッカーを始めて間もないキッズ世代(~小学校3年生)は基本的にトレーニングシューズを履くことをおススメします。
まだ身体の骨格が形成されていないキッズ世代がスパイクを過度に使用すると、骨格の変形などの障害を引き起こす可能性があるからです。
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それではどのようなシューズを履けば良いのでしょうか?
アディダスやナイキなどのサッカーグッズ市場のトップを占めているメーカーのものがよいのでしょうか?
今回の記事ではキッズ世代におススメしたいトレーニングシューズについてお話ししたいと思います^^
Contents
なぜキッズ世代はトレーニングシューズを履くのか

なぜキッズ世代にはトレーニングシューズをおススメするのでしょうか?
確かに急な方向転換やダッシュをする時を考えると、パフォーマンスが高まるのは間違いなくスパイクを履いた時でしょう。
なので、中学・高校と身体の筋肉が発達していくに従いトレーニングシューズからスパイクに切り替えていく必要はあります。
しかし、冒頭でも述べたように踏み込んだ時の膝や腰に伝わる強い衝撃は骨格が形成されていないキッズ世代にとっては負担が大きすぎるので、必要時以外はスパイクを使用しないことをおススメします。
トレーニングシューズのメリット
トレーニングシューズのメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 足への負担が少ない。
- 靴底が衝撃吸収性に優れており、あらゆるグラウンドコンディションに対応できる。
トレーニングシューズは靴底の凸凹が多く、スパイクと違って足裏全体で地面を捉えることができます。⇒衝撃が少なくて済む
また、靴底にはラバー素材が使われていることが多く、衝撃吸収性にも優れています。
スパイクほどグリップ力は強くありませんが、身体への負担を考えるとキッズ世代にはトレーニングシューズが適していますね^^
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おススメのメーカーはどこ?
シューズを買う時はサッカー選手が履いているモデルや、アディダスやナイキなどのかっこいいデザインのものを履きたくなりますよね。
しかし、キッズ世代に何よりも優先してほしいのは履き心地です。
ここで、以下のメーカー毎の大まかな特徴をまとめてみました^^
⇒アディダス・プーマ・ナイキ・アシックス・ミズノ・アンブロ
アディダス
アディダスはドイツ発祥のスポーツメーカーで現在スポーツ界ではナイキに次ぐ2位ですが、日本市場により力を入れているのはナイキではなくアディダスです。
そのため、履き心地という観点で考えるのであればアディダスの方が良いのではないかと思います。
また、シューズの多くは足幅標準程度(E~2E)のものが多く、比較的履きやすいと言えるでしょう。
プーマ
プーマもドイツ発祥のスポーツメーカーでアディダスと兄弟会社です。
アディダスがクラシカルな高級路線を進んだのに対し、プーマはファッショナブルな庶民派メーカーとして市場に浸透してきています。
お洒落で価格も安いものが多いのがプーマの特徴だと言えるでしょう。
シューズの多くは足幅標準程度(E~2E)のものが多いですがワイドモデルも一部展開しており、標準~やや幅広な方であると選びやすいラインナップとなっています。
ナイキ
ナイキはアメリカのスポーツメーカーで古くからサッカー市場に参入していたアディダスやプーマとは違い、わりと後発組の企業です。
しかし、莫大な投資やスター選手を使った圧倒的な宣伝効果などにより、今ではサッカー市場でも1位となっています。
莫大な投資をしているだけあって、シューズの機能性はかなり高いです。
シューズの多くは足幅やや狭め~標準程度(D~E)のものが多く、足幅のやや狭い方や標準くらいの方だと比較的履きやすいでしょう。
アシックス
アシックスは日本の神戸に本社を置く、シューズ一筋の会社です。
サッカー市場以外にも、ランニングシューズやオニツカタイガーといったカジュアルシューズやテニスシューズにも参入しており、世界第3位の座を狙っている大手スポーツメーカーです。
現在はサッカー市場には注力しておらず、広告はもちろんのこと店舗ですら見かけにくくなっています。
しかし、広告料も販売コストを削っても品質だけは捨てていないのがアシックスです。
全般的に誰の足にも合いやすく、使いやすいのでキッズ世代にはかなりおススメできますね^^
足幅標準Eを中心にスリムなものからワイドなものまで展開されており、自分サイズ感にあったものが必ず見つかります。
また、DSライトシリーズのスパイクは品質性が高く、履き心地という観点ではかなりの高評価です。
何と言っても、ヒールのホールド性が優れています。
シューズを選ぶ上でかかとの違和感の無さや、安定したホールド性は良いプレーをする上で必要不可欠だと思います。
何十年も日本人の足形の研究を積み重ねたデータによって、DSライトシリーズのスパイクは日本人のかかとの形状に合いやすい構造となっており、安定感のあるブレないかかとを実現させてくれています。
それに加えて、レギュラー・スリム・ワイドの3タイプから選べる商品展開というのも魅力の一つです。
ミズノ
ミズノは大阪に本社をおく、日本で第2位のスポーツメーカーです。
アシックスよりも経営規模は小さくなりますが、サッカー市場への投資には熱が入っており、日本をメインに南米やヨーロッパ市場にも力を注いでいます。
製品はスーパーワイドからタイトなモデルまで様々です。(安いモデルに幅の広いもの、高いモデルにはやや幅狭め~標準のものが多いです)
こちらに記事⇒無回転シュートの蹴り方!本田選手のスパイクの利点とは?でも紹介したように、本田圭祐が愛用しているイグニタスもこのメーカーです。
アンブロ
アンブロはイングランド発祥のスポーツメーカーです。
ナイキに買収された事があるなど経営規模はそこまで大きくありませんが、メインの事業がサッカー&ラグビー界では有名なメーカーです。
- 比較的幅広な作りをしていて、日本人の足にフィットしやすい。
- ミッドソールや中敷にこだわっており、衝撃吸収性に優れている。
などのメリットが挙げられ、日本のキッズ世代にはかなりおススメできます^^
まとめ
今回の記事では『スパイクとトレーニングシューズの違い』や『メーカー毎の大まかな特徴』といった切り口から、キッズ世代におススメしたいトレーニングシューズについてお話しさせていただきました。
キッズ世代の方がシューズを選ぶときに重要視してほしいのは、かかとの部分がしっかり安定しているかなどの履き心地です。
身体がまだ出来上がっていないうちは、アシックスやミズノなどの日本人の足に合ったシューズを選択するのも良いかもしれませんね^^
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
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